Googleクロール済みインデックス未登録を減らす方法

2023年7月7日 2024年6月14日

hideki

Googleサーチコンソールを開きますと、「クロール済み – インデックス未登録」という
ステータスが表示されていることがあります。

これは、Googleのロボット（クローラー）がコンテンツをクロールしているものの、
インデックスには至っていない状態のことです。

インデックスに登録されないと、検索ユーザーに見つけてもらえません。
そこで、この記事では、「クロール済み – インデックス未登録」の原因と解決方法を
ご紹介します。

作成したコンテンツを適切に評価してもらうためにも、ぜひ参考にしてください。

Googleクロール済みインデックス未登録を減らす方法

インデックス登録が不要なページにはnoindexタグを設定するか、削除する
ページネーションの2ページ目以降にはrel="next"とrel="prev"タグを設定する
重複ページにはcanonicalタグを設定するか、301リダイレクトさせる
低品質ページには情報量や価値を高めるリライトやページの統合を行う
検知ミスの場合はURL検査からインデックス登録をリクエストする

★クロール済みインデックス未登録とは何か
★クロール済みインデックス未登録の記事を減らす方法
★ひとこと

「クロール済み – インデックス未登録」とは何か

まず、クロール済み – インデックス未登録とは何かを説明します。

クロール済み – インデックス未登録とは、Googleのロボット（クローラー）がコンテンツをクロールしているものの、インデックスには至っていない状態のことです。
インデックスとは、Googleが検索結果に表示するためにウェブページの情報を保存したデータベースのことです。インデックスに登録されないと、検索ユーザーに見つけてもらえません。
クロール済み – インデックス未登録になる原因は、低品質なコンテンツ、重複コンテンツ、RSSフィード、ページネーションの2ページ目以降、誤検知などがあります。
クロール済み – インデックス未登録になったページは、Googleサーチコンソールのインデックスカバレッジレポートから確認できます。

「クロール済み – インデックス未登録」の記事を減らす方法

次に、クロール済み – インデックス未登録の記事を減らす方法を紹介します。

インデックス登録が不要なページにはnoindexタグを設定するか、削除する。
noindexタグとは、HTMLの<head>タグ内に記述するメタタグの一種で
そのページをインデックスしないように指示するものです。
たとえば、プライバシーポリシーやお問い合わせフォームなどは
インデックスされる必要がありません。
ページネーションの2ページ目以降にはrel="next"とrel="prev"タグを設定する。
rel="next"とrel="prev"タグとは、分割されたページ間に関係性を
示すリンク要素のことです。これらのタグを設定することで、Googleに分割ページの順序や範囲を伝えることができます。
重複ページにはcanonicalタグを設定するか、301リダイレクトさせる。
canonicalタグとは、重複した内容のページから正規版のページを
指定するメタタグのことです。
これにより、Googleに正規版のページだけをインデックスさせることができます。
301リダイレクトとは、重複したURLから正規版のURLへ自動的に移動させる方法です。
これも同様にインデックスの重複を防ぐことができます。
低品質ページには情報量や価値を高めるリライトやページの統合を行う。
リライトとは、既存の文章を書き直すことです。情報量や価値を高めるためには、
キーワードや見出しの選定、文章や段落の構成、文法や表現の修正などが必要です。
ページの統合とは、内容が似ている複数のページを一つにまとめることです。
これにより、コンテンツの密度やボリュームを高めることができます。
検知ミスの場合はURL検査からインデックス登録をリクエストする。
URL検査とは、Googleサーチコンソールで特定のURLのインデックス状況や
クロールエラーなどを確認できる機能のことです。
インデックス登録をリクエストするとは、URL検査でインデックスされていないことが
分かった場合に、Googleにインデックスさせるように依頼することです。