
iPhoneにはたくさんの設定がありますが
初期設定のままだと使いづらいことも…。
簡単な変更で、もっと自分に合った使い方にできます。
1. 画面の見やすさを向上させる
①明るさの自動調整 → 画面の明るさを環境に合わせる
「設定」アプリをタップする→画面表示と明るさをタップする。
「自動」の右横をタップして「オン」緑にする。
②フォントサイズを変更 → 文字を読みやすくする。
「設定」アプリをタップする→画面表示と明るさをタップする。
「拡大表示」の右横の文字を拡大をタップする。
③ ダークモードの活用 → 目の疲れを軽減
「設定」アプリをタップする→画面表示と明るさをタップする。
「ライト」または「ダーク」をタップする。
2. 使いやすさをアップする便利機能
片手モード → 画面を小さくして片手で操作しやすくする
片手モードを使うと、画面の表示を縮小し
親指で操作しやすくなります。
特に大きめの画面のiPhoneを使っている場合
片手での操作が快適になります。
片手モードの設定方法
設定アプリをタップする。
「アクセシビリティ」をタップする。
「タッチ」をタップする。
「簡易アクセス」をオンにする。
片手モードの使い方
【ホームボタン付きのiPhoneの場合】
ホームボタンを軽くダブルタップ(押し込まない)
【Face ID搭載のiPhoneの場合】
画面下部を下にスワイプ
これで画面が下にスライドし、片手で操作しやすくなります。
使い終わったら、画面上部をタップすると元のサイズに戻ります。
ぜひ試してみてください。
背面タップ → 背面をダブルタップでスクリーンショットを撮る
AssistiveTouch → 仮想ホームボタンを追加する
3. 通知の整理
①通知のグループ化 → 必要な通知だけ表示
通知のグループ化を簡単に言うと、同じアプリからの
通知をひとまとめにする機能です。
これにより、通知がバラバラに表示されず、整理された形で確認できます。
例えば、LINEやメールの通知が1件ずつ並ぶと
画面がごちゃごちゃしてしまいますよね?
通知のグループ化を使うと、LINEの通知は「LINE」というひとつの
枠の中にまとまり、タップすることで詳細が表示されます。
これにより、画面がスッキリし、重要な通知を
見逃しにくくなるのです。

通知のグループ化設定
ホーム画面から 「設定」 をタップします。
「通知」 をタップし、設定したいアプリを選択します。
通知のグループ化を設定 「通知のグループ化」 をタップし
以下のオプションから選択します
自動:通知内容に基づいてグループ化されます。
App別:アプリごとに通知がグループ化されます。
オフ:通知は個別に表示されます。
②重要なアプリのみ通知をオン → むやみに通知が来ないようにする
重要なアプリのみ通知をオンにし、不要な通知を
減らす方法について説明します。
通知の管理方法
設定アプリを開く ホーム画面から 「設定」 を開きます。
通知設定へ移動 「通知」 をタップし、通知を管理したいアプリを
選択します。
通知のオン/オフを設定
必要なアプリの通知は 「通知を許可」 を「オン」緑にします。
不要なアプリの通知は 「通知を許可」 を「オフ」白にして通知を
受け取らないようにします。
通知の種類を調整
通知の表示方法を変更
ロック画面、通知センター、バナー の表示を
個別に設定できます。
サウンド や バッジ の有無も調整可能です。
「おやすみモード」や「集中モード」を活用
特定の時間帯や状況で通知を制限できます。
重要な通知のみ許可する設定も可能です。
4. バッテリー持ちを改善
①低電力モード → バッテリーを長持ちさせる
iPhoneの低電力モードは、バッテリーの消費を
抑えて持続時間を延ばすための機能です。
これをオンにすると、いくつかの機能が制限され
電力消費が抑えられます。
低電力モードの主な特徴
5G通信の制限
大量のデータ通信が必要な場合を除き、4Gに切り替わる。
画面の明るさの低下
ディスプレイの輝度が抑えられる。
自動ロックの短縮
画面のスリープ時間が30秒に固定される。
バックグラウンド更新の停止
アプリの自動更新がオフになる。
メールの取得制限
メールアプリを開かないと新着メールが受信されない。
iCloud写真の同期停止
撮影した写真や動画の自動バックアップが一時停止される。
低電力モードの設定方法
「設定」アプリを開く
「バッテリー」メニューを選択
「低電力モード」をオンにする
また、コントロールセンターに「低電力モード」を追加しておけば
ワンタップで切り替えが可能です。
②アプリのバックグラウンド更新を管理 → ムダな電池消費を減らす
iPhoneのアプリのバックグラウンド更新を管理することで
無駄な電池消費を減らすことができます。
バックグラウンド更新とは、アプリが画面上で開いていない状態でも
データを更新したり、通知を取得したりする機能のことです。
この機能を制限することで、バッテリーの消耗を
抑えることができます。
管理方法
設定アプリをタップする → 「一般」→ 「バックグラ…」をタップする。
個別に設定 → 更新が不要なアプリのバックグラウンド更新をオフにする。
Wi-Fiのみを選択 → 「Wi-Fiのみ」を選ぶことで、モバイルデータ通信時の
更新を制限する。
省電力モードを活用 → 「設定」→「バッテリー」→「低電力モード」をオンにすると
一部のバックグラウンド更新が自動で停止する。
iPhoneの省電力モード(低電力モード)は
バッテリーの消費を抑えて持続時間を延ばすための機能です。
これを活用すると、以下のようなメリットがあります。
バッテリーの持ち時間を延長
画面の明るさを抑えたり、バックグラウンドの動作を制限することで
電力消費を減らします。
パフォーマンスの調整
CPUの動作速度を抑えることで、バッテリーの消耗を抑えます。
不要な更新を停止
アプリのバックグラウンド更新やメールの自動取得を制限し
電力を節約します。
デメリットもあります。
低電力モードを常時オンにすると、一部の機能が制限されるため
適切なタイミングで使用することが推奨されています。
例えば、バッテリー残量が少ないときや、充電できる環境がないときに
活用すると効果的です。
ひとこと
小さな設定変更だけでも、iPhoneの使い勝手がぐっと向上します。
ぜひ試してみてください。
