【備忘録】 CLL(慢性リンパ性白血病)の症状が出るタイミングは

CLLは非常にゆっくり進行するタイプの白血病で、診断されてから症状が出るまでに
数年〜10年以上かかることもあります。

そのため、いつ症状が出るかを正確に予測するのは難しいですが、いくつかの目安があります。

🔍 症状が出る前の兆候(活動性の上昇)

兆候

説明

リンパ球の急増

血液検査でリンパ球数が急激に増える

倍加時間の短縮

リンパ球数が短期間で2倍になる(6ヶ月以内など)

骨髄機能の低下

貧血や血小板減少が進行する

免疫力の低下

感染症にかかりやすくなる

⚠️ 症状が出始めるときのサイン

  • リンパ節の腫れ(首・脇・足の付け根など)
  • 倦怠感・疲れやすさ
  • 発熱・寝汗(感染症がないのに続く)
  • 体重減少(原因不明)
  • 脾臓や肝臓の腫れによる腹部の違和感

これらの症状が現れた場合は、治療開始の検討対象になります。

📅 定期検査が重要な理由

症状が出る前に血液検査で異常が見つかることが多いため
定期的な通院と検査が予測の鍵になります。
医師はリンパ球の増加ペースや他の血球の変化を見ながら
治療のタイミングを判断します。

CLL(慢性リンパ性白血病)経過観察中のセルフチェック&予防チェックリス

症状が出る前の段階でも、CLLの進行や体調の変化をいち早く察知するために
日々のセルフチェックと予防的な習慣を意識することがとても大切です。
以下にチェックリストとしてまとめてみました。

日々のセルフチェック項目(気づきのサイン)

項目

チェック内容

🔍 リンパ節の腫れ

首・脇の下・足の付け根にしこりや腫れがないか確認

💤 倦怠感・疲れやすさ

以前よりも「だるさ」が続いていないか

🌡️ 発熱・寝汗

原因不明の微熱や、夜に寝汗が出ることが増えていないか

⚖️ 体重の変化

意識していないのに体重が減ってきているかどうか

🤒 感染症

風邪や感染症にかかる頻度が増えていないか(免疫力低下)

🩸 あざ・鼻血

血小板減少による**出血傾向(あざ、鼻血、歯茎の出血など)**がないか

🔄 定期通院前の準備チェックリスト

項目

内容

📁 過去の検査結果

白血球数・リンパ球数の推移や変化を整理(記録しておくと便利)

📓 主観的な体調メモ

最近の体調変化・気になる症状をメモ(医師に伝えやすい)

💬 質問事項

気になること・不安なことは事前にメモ(例:食事や運動の注意点)

🏃‍♀️ 生活の中でできる予防的アプローチ

習慣

内容

🍽️ バランスの取れた食事

抗炎症作用のある食品(魚、野菜、果物など)を意識的に摂取

🧘‍♂️ ストレスケア

瞑想・深呼吸・趣味時間で自律神経の安定化をサポート

🏃‍♂️ 軽い運動

ウォーキングなど無理のない運動で免疫力を維持

😷 感染症予防

手洗い・うがい・人混みを避けるなど基本的な予防習慣

💉 ワクチン接種

インフルエンザ・肺炎球菌など医師と相談して接種を検討



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