柴犬の脱走事件で学んだこと|追いかけずに待つ勇気が大切だった夜
この画像はCanva素材を使用し、文字を加えて編集加工 しています。
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おじいちゃん

昔な、散歩中に柴犬が首輪を抜けて逃げてしもうたことがあるんや。

えっ!逃げたの?どうしたのそのあと?

孫

おじいちゃん

追いかけても逃げるばっかりでな。最後は“待つ”しかなかったんや。



首輪が抜けた瞬間 ― 夜の田んぼ道で起きた脱走事件

ある夜、いつものように田んぼの細い道を散歩していたときのこと。
急に柴犬が走り出し、緩めにしていた首輪がスポッと抜けてしまいました。
「しまった!」と思った瞬間には、もう暗闇の中へと消えていったのです。



最初は夢中で追いかけました。
でも、犬は追うほど逃げます。いくら呼んでも止まってくれません。
息を切らしながら走るうちに、ふと立ち止まって思いました。
「もう追いかけるのはやめよう。あいつが戻ってくるまで待とう」と。

“待つ”ことで見えた信頼関係

その場に座り込み、名前を呼ばずに静かに待つことにしました。
しばらくして、遠くからカサカサと音がして、柴犬が戻ってきました。
でも立ち上がるとまた逃げる。そんなことを何度か繰り返し、
ようやく近くまで来たときに、おやつを見せてゆっくり手を伸ばしました。
無事、首輪をつかんで抱きしめたときは本当にホッとしました。



この経験で学んだのは「焦らない」「信じて待つ」こと。
犬も人も、追われるより信頼される方が戻ってくるんだなと思いました。

しつけと日常の大切さ

犬を飼うときに一番大事なのは、毎日の積み重ね。
トイレ、食事、散歩、ゲージ慣れ……。
どれも子犬のうちから根気強く続けないといけません。
大変だけど、それが信頼関係をつくる時間でもあります。

私の柴犬は病気も少なく元気で、長く一緒に過ごせました。
いなくなってしまった今も、あの夜の脱走事件は忘れられません。

🐾もう一度飼いたいけど…

今は年齢のこともあり、もう一度飼うのは難しい。
もし飼えたとしても、トイレのしつけや避難時のことを考えると大変です。
それでも、散歩中に柴犬を見ると、つい目で追ってしまいます。
吠えられても、やっぱり可愛いんです。


孫

その柴犬、ほんとにおじいちゃんのことが好きだったんだね。

そうかもしれんな。あの夜、あいつはちゃんと帰ってきたからな。

おじいちゃん

孫

“待つ勇気”かぁ…。なんか犬だけじゃなく、人にも大事なことだね。

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