
GA4って、なんだか難しそう…」そんな声をよく聞きます。
実は僕も、最初は戸惑いました。
以前のGoogleアナリティクス(UA)は、ページビューや直帰率など
見慣れた数字が並んでいて安心感がありました。
でもGA4は、まるで別世界です。
見た目も中身も、まるで別のツールのように生まれ変わっています。
GA4を“使える道具”にするためのヒントをお届けします。
記事が読まれていない気がする…その不安、GA4で解消できます
記事が読まれていない気がする…そんな悩み、ありませんか?
✅ 滞在時間が短い
✅ 離脱率が高い
✅ アクセスはあるのに成果につながらない
そんなときは、GA4(Googleアナリティクス4)を使ってみましょう。
ページごとの読者行動を可視化することで、改善すべきポイントが見えてきます。
「読まれる記事」を目指すなら、まずは“読まれていない理由”を
知ることから始めてみませんか?
GA4でわかる滞在時間(エンゲージメント時間)
GA4では「エンゲージメント時間」という指標で
読者がページ上で“実際にアクティブだった時間”を測定できます。
これは、単にページを開いていた時間ではなく、スクロールやクリックなど
読者が操作していた時間です。
GA4の「レポート」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」画面
→ 平均エンゲージメント時間で見ることができます。
【図解】でGA4「エンゲージメント時間」を見る方法を説明しています。
下記に図の赤枠の箇所がエンゲージメント時間です。

GA4の「エンゲージメント時間」とは
• ユーザーがページを開いて、実際に“見ていたり操作していた時間”のことです。
• ページが画面の手前に表示されていて、スクロールやクリックなどの動きがあった
時間だけがカウントされます。
• 放置されたままの時間や、別のタブを見ていた時間は含まれません。
GA4の「エンゲージメント」とは——
ただページを開いただけじゃなく、実際に読んだり、スクロールしたり
クリックしたりした“関心の深さ”を測る指標です。
もっと簡単に言えば、「読んでるフリ」はカウントされず、「読んでくれた実感」が数字になる。
それがGA4のエンゲージメントです。
✍️ 「ページとスクリーン」レポートとは
「ページごとの読者の動き」を数字で見える化するレポートです。
一言でまとめるなら
「ページごとの読者の動き」を数字で見える化するレポートです。
表示される主なイベント(自動収集)
イベント名 | 意味 | いつ発生するか |
---|---|---|
page_view | ページが表示された | ページが読み込まれた瞬間 |
scroll | ページが90%以上スクロールされた | ユーザーがほぼ最後まで読んだとき |
user_engagement | ページが10秒以上アクティブだった | 読者が“ちゃんと読んでいた”と判断されたとき |
click | 外部リンクなどがクリックされた | ユーザーが何かを押したとき |
session_start | セッションが開始された | ユーザーがサイトに訪れた瞬間 |
下記の図の赤枠をクリックすると、ユーザー行動のイベント名が展開されます。
離脱率を計算しなくても、改善ポイントは見えてくる
離脱率って聞くと難しそう。
でも、実は数字を見なくても“改善すべき場所”は見えてくるんです。
よくある誤解
「離脱率を見ないと改善できないと思っていませんか?」
そんなことはありません。
見える改善ポイントの例
①ページの読み込み速度が遅い
②ファーストビューに魅力がない
③CTA(行動喚起)が曖昧
④スマホでの表示が崩れている
ページの読み込み速度が遅いとは
ユーザーがWebページにアクセスしたときに、表示されるまでに時間が
かかる状態のことです。
これはユーザー体験に大きく影響し、離脱率の上昇やSEO順位の低下に
つながる重要な要素です。
🐢 ページの読み込み速度が遅くなる主な原因
原因 | 内容 |
📸 画像サイズが大きい | 高画質・未圧縮の画像をそのまま使うと、読み込みに時間がかかる |
🧩 コードが複雑 | JavaScriptやCSSが最適化されていないと、処理に時間がかかる |
🖥️ サーバーの性能不足 | サーバーの応答が遅いと、ページ表示が遅延する |
🌐 外部ファイルの読み込み | 外部の動画・スクリプトなどの読み込みに時間がかかる |
🗂️ キャッシュが使われていない | キャッシュが適切に設定されていないと、毎回全データを読み込むことになる |
🚀 改善するにはどうすればいい?
• 画像の圧縮・最適化:
Web向けに軽量化し、必要なサイズだけ使う
• コードの軽量化:
不要なCSSやJSを削除し、圧縮する
• サーバーの見直し:
応答速度の速いサーバーへ移行、キャッシュ設定を最適化
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長年このブログを運営していますが、サーバーはずっとエックスサーバーです。
表示も安定していて、トラブルも少なくて助かっています。
初めての方にもおすすめできるので、リンクを載せておきますね。
※このリンクはアフィリエイトを含みます。
契約により報酬を得る場合がありますが、紹介内容は実体験に基づいています。
「ひできの画像圧縮講座」
画像の圧縮・最適化とは、Webページの表示速度を速くするために、
画像のデータ容量を減らしたり、必要なサイズだけを使う工夫のことです。
たとえば、スマホで表示するのに横幅2000pxの画像は不要なので、
表示サイズに合わせて縮小したり、無駄な情報を削除して軽量化します。
これにより、ページの読み込みが速くなり、読者の離脱を防ぐ効果も期待できます。
Google製の画像圧縮ツール「Squoosh」なら、安心・簡単・高性能
ブログやWebサイトに画像を使うとき、気になるのが「ページの読み込み速度」です。
画像が重いと、表示が遅くなって読者が離れてしまうこともあります。
そこで活躍するのが、画像の圧縮・最適化ツールです。
中でもおすすめなのが、Googleが開発した無料ツール「Squoosh」です。
ブラウザ上で使えるうえに、画像をサーバーにアップロードせず
ローカル環境で処理できるという安心設計です。
個人情報やスクショなど、ちょっと気になる画像でも気軽に使えます。
✅ Squooshの特徴
• 完全無料&ログイン不要です。
• 画質を保ったまま圧縮できます。
• WebPやAVIFなど次世代フォーマットにも対応しています。
• スマホでも使えます。
• 圧縮率や画質をスライダーで細かく調整可能です。
🔗 公式サイトはこちら
🛠 使い方はとてもシンプル
1. Squooshのサイトを開きます。
2. 圧縮したい画像をドラッグ&ドロップします。
3. 左側に元画像、右側に圧縮後のプレビューが表示されます。
4. スライダーで画質やサイズを調整します。
5. ダウンロードボタンで保存します。
ひとこと
GA4で読者の行動を数字で把握することは、改善のヒントになります。
でも、最も大切なのは「読者にとって価値ある記事かどうか」です。
数字はあくまで、その答えを探るための道具です。