年末に病院の定期検査で白血球が多いので
血液内科の診察を受けることになりました。
血液内科で言われたのは「慢性リンパ性白血病」という
初めて聞く病名でした。
ただし、確定検査をしていないので決定ではないようです。
でも、先生の言い方ではほぼ決まりなのかもしれません。
白血病には「急性」と「慢性」「脊髄性」と「リンパ性」
急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病に
分類します。
慢性リンパ性白血病について調べたことを備忘録として残したいと思います。
慢性リンパ性白血病(CLL)の確定(検査)方法
【血液検査】
血液細胞の数や、異常な血液細胞の有無を確認する
全身の臓器の機能を調べる
【骨髄検査】
腰骨や胸の骨から骨髄を採取する
骨髄を顕微鏡で確認したり、染色体検査や遺伝子検査を行う
【画像検査】
レントゲン(X線)検査やCT検査で、合併症の有無を調べる
慢性リンパ性白血病の血液検査では、以下のことを見ます。
【血液中のリンパ球の数】
慢性リンパ性白血病では、
リンパ球が異常に増加します。
診断の基準は、リンパ球が5,000/μL以上であることです。
【血液中の赤血球、白血球、血小板の数】
慢性リンパ性白血病では、正常な血液細胞が減少することがあります。
貧血、出血傾向、感染症のリスクが高まります。
【血液中のLDH、CRP、sIL-2Rの値】
慢性リンパ性白血病では、これらの値が高くなることがあります。
病気の進行度や予後を判断するのに役立ちます。
【血液中のリンパ球の細胞表面マーカー】
慢性リンパ性白血病では、リンパ球の表面にCD5とCD23というタンパク質が出現します。
これらのマーカーは、フローサイトメトリーという検査で確認できます。
【血液中のリンパ球の染色体異常】
慢性リンパ性白血病では、リンパ球の染色体に異常が起こることがあります。
特に、17番染色体の短腕の欠失は、治療効果が低く予後が悪いことを示します。
WEBで調べたのですが専門用語が多くて詳しくはわかりませんが
これから診察・検査が始まりますので、自分が体験したことを
詳しく記録できると思います。
慢性リンパ性白血病の食事療法と運動療法
慢性リンパ性白血病(CLL)は、成熟したリンパ球ががん化して
増殖する病気です。
CLLの原因は不明ですが、遺伝的な要因が関係している可能性があります。
CLLの発症リスクを軽減したり、治療の効果を高めたりする食事や運動は
現在のところ確立されていません。
しかし、CLLの治療中や療養中は、全身状態を良好に保ち
体力を維持することや感染などを防ぐために、十分なエネルギーを補給して
タンパク質、ビタミン、ミネラルといった栄養素を
バランスよく含む食事をゆっくりと食べるように
心がけることが大切です。
また、適度な運動は、筋力や免疫力の維持、ストレスの軽減
気分の改善などに役立つと考えられます。
ただし、運動の種類や強度は、個人の体調や治療の状況に合わせて
医師や看護師に相談して決めることが必要です。
CLLの治療や症状によっては、食欲がなくなったり、吐き気や嘔吐が
あったりすることがあります。
そのようなときには、無理をせず、食べられるものを食べるようにしましょう。
食事の工夫や栄養補助食品の利用も有効です。
また、吐き気や嘔吐の原因によっては、無理して食べたりしない方が
よい場合もありますので担当医に相談してください。
CLLは進行が緩やかな病気ですが、治療や予後は個人差があります。
ご自身の病状や治療については、担当医に詳しくお尋ねください。
慢性リンパ性白血病骨髄検査とは
慢性リンパ性白血病(CLL)と診断されたり
治療の効果を評価したりするために行われる検査です。
CLLは、白血球の一種であるBリンパ球ががん化することで発症する
血液のがんです。
骨髄検査には、骨髄穿刺と骨髄生検の2種類があります。
骨髄穿刺では、腸骨(腰の骨)や胸骨(胸の中央にある骨)に細い針を刺して、
骨の中にある骨髄液を採取します
骨髄生検では、腸骨にやや太い針を刺して、骨髄組織を採取します。
骨髄検査は、局所麻酔で行われます。
骨髄検査で採取した骨髄液や組織は、顕微鏡で細胞の形や数を調べたり、
染色体や遺伝子の異常を検査したりします。
これによって、CLLの診断を確定したり、病気の進行度や予後を判断したり、
治療法を決めたりするのに役立ちます。
骨髄検査は、CLLの診断や治療に重要な検査ですが
痛みや出血、感染などの副作用が起こる可能性があります。
また、検査結果によっては、治療が必要になる場合もあります。
骨髄検査を受ける前には、医師や看護師に検査の目的や
方法、リスクやメリットなど詳しく説明してもらい
不安や疑問があれば遠慮なく質問してください。
骨髄検査も自分自身が体験することになると思います。
その時は、自分の体験を記録できると思います。
慢性リンパ性白血病画像検査とは
慢性リンパ性白血病(CLL)とは、Bリンパ球という白血球の一種が
異常に増える血液がんの一つです。
画像検査とは、X線や超音波などを使って、体の内部の状態を映し出す
検査のことです。CLLの画像検査には、主に以下のようなものがあります。
【CT検査】コンピューター断層撮影とも呼ばれ、X線を使って
体の断面を詳細に撮影する検査です。
CLLでは、リンパ節や肝臓、脾臓などの腫れや病変の有無を
調べるために行われます。
【PET検査】ポジトロン断層撮影とも呼ばれ、放射性物質を注射して、
体内の代謝活動を撮影する検査です。
CLLでは、CT検査と併用して、病気の進行度や治療効果を
評価するために行われます。
【MRI検査】磁気共鳴画像とも呼ばれ、磁気と電波を使って
体の断面や立体を撮影する検査です。
CLLでは、CT検査やPET検査と同様の目的で行われることがあります。
慢性リンパ性白血病すぐに治療しなくてよいのか
慢性リンパ性白血病(CLL)は、血液がんの一種で
がんになった白血球がゆっくりと増えていく病気です。
CLLでは、病気の進行が早くない場合や、症状がない場合は
すぐに治療をしなくてもよいとされています。
これは、無治療経過観察と呼ばれます。
無治療経過観察中は、定期的に血液検査や診察を受けて、
病気の状態をチェックします。
治療を開始するタイミングは、血液検査の結果や症状の
有無によって決められます。
感染症に対する予防です。
CLLは免疫力が低下するため、感染症にかかりやすくなります。
手洗いや消毒、マスクの着用などを心がけましょう。
慢性リンパ球白血病と言われて思うこと
循環器の定期検診で血液検査をして
診察室に入ると主治医の先生に血液内科を受診してくださいと言われ
ました。
その時は、何があったのかわからず、血液内科に
診察室に入ると先生に慢性リンパ性白血病だと告げられました。
一瞬何を言ってるのかわかりませんでした。
まさか、自分が白血病になるとは考えていませんから
先生「しばらく経過観察しましょう。」
私 「はい」
先生「まだ、確定検査をしていないので、今度しましょう。」
私 「はい」
先生「全身のCTを撮ってきてください。」
私 「はい」
私は「はい」というだけでした。
突然慢性リンパ性白血病がどんな病気なのかわからないので
治らない恐ろしい血液のがんというイメージしかありませんでした。
CTの検査を受けて、血液内科の診察室に戻ると
先生はまだCTの詳しい結果は出ていませんが
ここで見る限り大きいリンパ節(直径1㎝)以上はありません。
まだ治療は必要ないですとおっしゃいました。
次回はもっと詳しい血液検査をするのだと思います。
白血病だと言われて何も治療をしないのも不安になります。
普通に考えると病気は「早期発見早期治療」が
最も大切だと言われているのに
慢性リンパ性白血病は、病気の進行がとてもゆっくりで
初期にはほとんど症状が現れないことが多いです。
早期に治療を行っても生存期間は延びないことが研究で示されています。
慢性リンパ性白血病と診断されたら
まずは落ち着いて、担当医や看護師に病気の詳しい説明を聞いてください。
慢性リンパ性白血病は、完全な治癒は難しいものの
病気をコントロールしながら長期生存が可能な白血病です。
症状や病状によって、治療の必要性や方法が異なります。
治療には、抗がん剤や分子標的薬などの薬物治療が
中心となりますが、初期の慢性リンパ性白血病で
進行が早くない場合には治療せずに
経過観察することもあります。
治療の適応や効果、副作用などについて
医師とよく相談してください。
慢性リンパ球白血病病気が進行すると出る症状
慢性リンパ性白血血病は、リンパ球という白血球の一種が
がん化したた病気です。
このの病気は進行がゆっくりで、初期にはほとんど
症状がありません。
しかし、病気が進行すると、以下のような
症状が出ることがあります。
リンパ節のの腫れやしこり
疲労感や倦怠感
発発熱や寝汗
体重減少
貧血や出血しやすさ
感染しやすさ
これらのの症症状に気づいたら、医師に相相談することが大切です。
慢性リンパ性白血血病は完全に治すことは難しいですが
抗がん剤や分子子標的的薬などの治療を行うことで、
生活の質を向上させることができます。
また、定期的なな検査や経過観察を行って
予後を判断することも重要です。
ひとこと
今後検査と経過観察を行うことでいろいろ慢性リンパ性白血病のことがわかってくると思います。
少しづつ更新していきたいと思います。