【備忘録】心筋梗塞後の食事療法やってみて思うこと

ひでき

入院中は、栄養士さん・看護師さんから食事について毎日
指導を受けていました。

心筋梗塞の治療後は、薬・運動・食事が大切だと
何度も説明を受けました。

食事のメニュー
食べすぎると肥満になり腹八分目がいいでしょう。

脂肪の摂りすぎは肥満の原因になります。
青魚はコレステロール値を下げるので積極的に食べる。

塩分は控えめに
1日の目標6g

こまめに水分補給
1日の目標約1000ml~1500ml

食事療法は、血管が詰まり心筋梗塞を防ぐには
大切なことだと思います。

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心筋梗塞後の食事について塩分は控えめに

ひでき

カテーテル治療で血管の詰まりが解消して
血流が回復しても、塩分の多い食事を
していては、また、血管が詰まり

狭心症、心筋梗塞になる可能性が大きくなります。

塩分

塩分は1日6g程度にしましょう。
塩分濃度の高い食事をとり続けると、高血圧の原因になり
動脈硬化を進行させます。

減塩をする方法は
●外食やインスタント食品は塩分濃度が高いので控える。
●調味料は減塩タイプのものを使用
●醤油は食品に直接かけるのではなく、小皿にとって少量つけて
食べる。

漬物

漬物は控える。
味噌汁の場合は、具を多くして汁は残しましょう。
うどんやラーメンの汁は飲まないようにしましょう。


食塩は血圧と密接な関係があります。食塩を摂りすぎると、血液中のナトリウムの濃度が高くなります。ナトリウム濃度が高くなると、それが、中枢神経に働いてのどが渇き、人は水分を摂ります。水分を摂ると血管に流れる血液量が増え、血圧が高くなります。つまり、食塩を摂りすぎると体内のナトリウムと水分の量を調整するために血液量が増え、高血圧になるというわけです。
高血圧状態が続くと血管はいつも張りつめた状態におかれ、次第に厚く、硬くなってしまいます。これが、高血圧による動脈硬化です。動脈硬化は脳梗塞、心筋梗塞などの原因になります。また、高血圧状態を続けることは、心臓に無理な負担をかけることになり、心臓肥大が起こり、心不全になることもあります。
当センターでは健康診断を受診された方などを対象に、ある要因と病気の発症との関連などを長年にわたって追跡調査する「吹田研究」を行っています。この研究をもとにした「血圧別の循環器疾患の発症率」の分析でも、やはり血圧が高くなるほど、循環器病を発症する割合が高くなっていますが、高血圧ではない正常値とされる血圧の中でも、正常高値と呼ぶ血圧が高めの人たちが低い人たちよりも発症率が高いという結果が出ています。
循環器病の大きな危険因子である高血圧を予防するためには、高血圧の原因となる食塩の摂りすぎを控えることが重要です。また、同じ血圧でも塩を多く摂っている人の方が脳卒中になりやすいというデータもあり、食塩摂取量を減らすことは、血圧を下げるだけではないプラスアルファの効果が期待できます。
引用元 https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/diet/low-salt/




スーパーの総菜は塩分高めに作られていることが多い

ひでき

おいしくするために、スーパーの総菜は塩分が多いように思います。
心筋梗塞で入院治療を受けて退院した方は退院後は
自宅で薄味のものを作って食べるのが良いと思います。

スーパーの総菜を買ってきたのなら、自宅で薄味に作り直して
食べましょう。

健康な方ならスーパーのおいしい総菜を食べるのは問題ないと
思いますが、心臓病で治療中の方は
自宅で料理した薄味のものを食べることを
お勧めします。

私は、スパーの総菜コーナーで鮭の塩焼きを買っていましたが
今は、鮭の切り身(味付けなし)を買ってきて
フライパンで鮭の焼き魚を作っています。

塩分なしでもおいしいですよ。

フライパンを使って鮭の塩焼きを簡単に作る方法

作り方

① 鮭はキッチンペーパーで水気をふき取ります。

② フライパンにキッチンペーパーを敷きます。
  キッチンペーパーだとフライパンにくっつことはありませんので
  油をひかなくてもよいのです。
  中火で両面に焦げ目がつくくらい焼きます。

③ 鮭の切り身に大さじ1のお酒をふりかけ1分ほど
  蒸し焼きにします。
  お酒をふりかけることでふっくらと焼きあがります。

自分で鮭を焼くと味付けが自由にできます。
最初は薄味に成れていないので、鮭の切り身に少し塩を
振ってもいいと思います。

私は塩なしで食べていますが、薄味に慣れてきたので
味付けなしでもおいしく食べています。

ポイント

塩以外でもレモン汁をかけるとおいしくなります。
ちょっとしたことで塩分量を少なくできます。

食物繊維はコレステロールの吸収を抑えます



ひでき

コレステロール値・中性脂肪値が高い状態を「高脂血症」といいます。
この状態が続くと、血管の内側にコレストロールがたまり
動脈硬化となります。



狭心症

血管の内側にコレストロールがたまると、血管が細くなり
血流が不十分になると、胸の痛みや圧迫感を感じるようになります。
傷みは15分ほどで収まります。

胸部の症状がおこった時の対処法は
ニトロペンを使用する。


心筋梗塞

血管が完全に塞がると心臓の筋肉が死んでしまいます。
そのため傷みは長時間続きます。

ニトロペンを使用する時は
症状がおこったときは、ニトロペンを舌の下に入れて
溶かす。(飲み込むと効果がありません)



狭心症・心筋梗塞にならないために
高いコレステロール値・中性脂肪値にならないように
食事療法が必要になります。




★食物繊維はコレステロールの吸収を抑える
野菜を積極的に摂りましょう。


胃で消化されずに腸まで届く食物繊維のなかでも水に溶ける性質を持つ「水溶性食物繊維」は、コレステロールを吸着して体外に排出すると言われています。

水溶性食物繊維は、キャベツやじゃがいも、ほうれん草、大根、にんじん、玉ねぎなど、スジの少ない野菜に多く含まれています。

これらは普段からよく口にする野菜ですが、多くの日本人は野菜不足だと言われており、平均すると1日70g程度不足しています。

いつもの食事にサラダや野菜スープを1皿プラスするなどして、野菜の摂取量を調整すると良いでしょう。

また、サラダで毎日野菜を食べるのは量が多いと感じる方は、蒸し野菜が手軽に作れるスチーマーや野菜ジュースが作れるジューサーやミキサーでの調理もおすすめです。

引用元 https://www2.kobayashi.co.jp/knowledge/cholesterol/02/


★食物繊維が多く含まれる野菜
サツマイモ・ブロッコリー・たけのこ・切り干し大根など
野菜以外には
また椎茸などのきのこ類、ひじきなどの海藻・こんにゃくにも多く含まれます。




青魚にはコレステロールを下げる作用があります。



いわし・さば・さんま・ぶりなど青魚も積極的に
食事のメニューに加えましょう。


コレステロール値が高いと血管が細くなり
狭心症そして心筋梗塞になる可能性が高くなります。


心筋梗塞は心臓の筋肉が壊死する危険な病気です。
そのためにはコレステロール値を上げない
食事が大切です。

総コレステロール  200mg/dl未満
LDLコレステロール 140mg/dl未満
HDLコレステロール 40mg/dl以上
中性脂肪      150mg/dl未満

悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が多いほど
動脈硬化が促進されます。

善玉コレステロール(HDLコレステロール)が多いほど
動脈硬化が防止されます。

中性脂肪が多いほど
動脈硬化が促進されます。

引用元 入院中の大学病院でいただいた心筋梗塞パンフレットより

ひとこと



私は心筋梗塞を甘く見ていました。
心筋梗塞になると心臓の筋肉が壊死すること
自分が心筋梗塞になって初めて気づかされました。


心筋梗塞になって気づいても遅いんです。
これからは、運動療法・食事療法・薬の飲み忘れに注意して
日常生活を楽しもうと思います。


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