【備忘録】心筋梗塞になって思うことやっていること

心筋梗塞とは
血管に血栓(血液のかたまり)などができて心臓に酵素や栄養素が
行きわたらず心臓の筋肉が壊死(死んでしまう)ことです。

症状としては人によって違いますが、強く締め付けられるような痛みが
胸や背中などに現れます。

私が心筋梗塞になって思ったことや、やっていることを忘れないように
備忘録としてまとめました。

ここに書かれていることは私個人の感想や再発防止策です。
今現在も通院しながら生活習慣の改善に努めています。

スポンサーリンク

心筋梗塞の理解不足で心筋梗塞になった可能性が大きい

私の中では、心筋梗塞とは
強く締め付けられるような痛みで呼吸困難などで
救急車で病院に運ばれる病気で

すぐに処置をすれば命は助かるが、時間がかかると危ない
そういう認識でした。

確かに、これは正解なのですが、1つ大事なことを
見落としていました。

それは

心筋梗塞とは、完全に冠動脈の血管が詰まり心臓に酸素や栄養素が
行きわたらず心臓の筋肉が壊死(死んでしまう)こと
なのです。

いちど壊死した筋肉は元に戻らないのです。
たとえ、すぐに救急搬送して治療を受けてもかならず
筋肉は壊死(死んでしまう)のです。

私は心筋梗塞を甘く見ていたのだと思います。
すぐに治療をすれば、元通りに心臓は回復すると
勘違いしていました。

こんな勘違い私だけなのか?

10数年前に冠動脈が80%ほどつまり、ステントという金属を
血管内に留置して血管の閉鎖を防ぐ治療をしました。

この時に、心筋梗塞のことを理解して、薬の飲み忘れ、食事療法
運動などを考えて生活していれば、今回の心筋梗塞にならなかったのではと
思います。

これは結果論かもしれません。

心筋梗塞になるとどんな症状が出るのか

心筋梗塞の症状は一般的に
人それぞれに痛み方の違いはあると思いますが     

   

  • 強く締め付けられるような痛み 
  • 胸やけのように焼けるような痛み
  • 胸が押し付けられるような痛み    

                                  

傷みの箇所は
これも人によって違いがあると思いますが
左胸
左肩
左の背中など

私の場合は
左の胸と背中全体が胸やけしたような感じに痛みが加わった
今までに経験したことのない痛みでした。

締め付けられるような、強烈な痛みではありませんでした。

まさか

心筋梗塞になっていたととは思いませんでした。

そのほかにもいろいろな症状が出るようです。

呼吸困難
吐き気
めまいなど
様々な症状が出るようです。

いつもと違う胸の痛みを感じた時はすぐに病院に行くことが
大事だと思います。

締め付けられる痛みの時は
迷わず
救急車を呼びましょう。

私の場合もいつもと違う傷みでした。
その後痛みは治まったので、次の日に病院に行って
診察を受けました。

入院 検査 治療になりました。

私の場合は、少し複雑で
いちど完全に血管が詰まったのですが、その後
少しだけ、血流が再開したようなのです。

ですが完全に血流が止まった時もあるので、心筋の壊死を
防ぐことはできませんでした。

心筋梗塞にならないためにはどうすればよいのでしょうか

冠動脈の血管が固くなり弾力性や柔軟性を失うと血管が詰まりやすくなります。
そうならないためにも
高血圧
肥満
高脂血症
糖尿病
ストレス
運動不足には注意しましょう。


これらの対策方法は入院中に医師 看護師 栄養士 薬剤師
リハビリの先生方からいろいろ指導を受けました。

私は、一般人なのでここでは詳しく書きませんが
退院後は自分なりにいろいろやっています。

毎日がリハビリです。

私が今一番思うことは
薬の飲み忘れには気をつけたいと思っています。

薬漬けも良くないと思うのですが

心筋梗塞の治療薬に血液をサラサラにする薬があります。
これを飲み忘れると血液がドロドロになり血栓ができやすくなります。

血栓を防ぐには大切な薬です。
用法容量を守り服用しましょう。

血液をサラサラにする薬には副作用として
ケガをすると血が止まりにくくなる可能性があります。
なので、個人的にはあまり服用したくない薬です。

でも 飲み忘れはしないように!

q

日常生活で気をつけることは

こまめに水分補給をしましょう。

体内の水分が少なくなると、血液が濃くなり血管が詰まりやすく
なります。

汗をかいたりすると体内の水分が不足します。
こまめに水分補給しましょう。

水分補給の目安は
1日約1000mlくらい必要だと言われています

コーヒーや緑茶・紅茶・ビールなどは
利尿作用があり、飲んだ以上に尿として出ていくので
水分不足になるので、注意が必要です。

★塩分は控えめに

塩分の摂りすぎは、高血圧の原因になり、動脈硬化を進行
させます。

入院中の食事は塩分は1日6gでした。
普通に生活していて塩分6gの食事は
味がないように感じました。

退院して1日塩分6gの食事は大変に思いましたが
慣れると塩分6gでも大丈夫かなと思えるように
なってきました。

最近では
減塩醤油
減塩みそ
減塩味付け海苔など

インスタント味噌汁でも減塩タイプが販売されています。

様々な減塩食品が販売されていますので
それらを活用すればよいと思います。

他にもこんな減塩方法もあります。

漬物は控える。
インスタント食品は塩分が多く含まれているものが多く控える。
うどん・ラーメンなどの汁は飲まない。
味噌汁は減塩タイプの味噌を使用して薄口にする。

★喫煙は注意を

たばこを吸うと血管を収縮させて血圧をあげたり悪玉コレステロールが
増えて血液の流れが悪くなり、血管が詰まりやすくなります。

たばこを吸う人は禁煙をお勧めします。

たばこを吸う人は吸わない人に比べると
2倍心筋梗塞になりやすいと言われているそうです。
注意しましょう。

心筋梗塞の治療

私は入院して検査治療後に
心筋梗塞と診断されました。

完全に冠動脈の血管が詰まりその後血流が再開したようですが
ほぼ血管が詰まっていたので、カテーテル治療で
血管のつまりを解消しました。

治療後は完全に血流が元に戻りましたが壊死した筋肉部分は
弱くなっているので、心臓に負担をかけないように
ゆっくり体を動かして、活動の範囲を増やしていきました。

退院してからも、少しづつ運動量を増やして行き
体力の向上に努めています。

心筋梗塞後の運動について

運動は体脂肪を燃やして心臓の負担を少なくします。
しかし、心筋梗塞後の運動はハードな運動は
心臓の負担になりますので軽い運動が適しています。

散歩や軽いジョキング
サイクリングなどが適しています。

運動の効果
ストレスの解消になります。

心臓病は安静にしたほうが良いと思う人がいると思いますが
ウォーキングなどの軽い運動は血流を良くして
血管をしなやかにする効果があります。


心肺機能が改善されて体力のアップになります。
血管がやわらかくなり
糖尿病・高血圧・高脂血症を改善します。

私もカテーテルで血管のつまりを治療後は
病室から出ることはできませんでしたが

2日は50メートルの歩行訓練
3日目は200メートルの歩行訓練
4日目は病棟を1週の歩行訓練

このように少しづつ歩く距離を伸ばしていきました。
ベットで寝ているだけではダメなようです。

退院後は1日30分から60分くらい
近所の公園を歩いています。

最初はゆっくり歩きます。
無理は禁物です。

少し体が慣れてきたら少し早歩きをしています。
疲れが出たら次の日はリハビリはお休みです。

心筋梗塞後退院してからやってることは
【備忘録】心筋梗塞後の食事療法やってみて思うこと


高脂血症とは

コレステロール・中性脂肪値が高いこと言います。
この状態が続くと血管の中にコレストロールがたまり
動脈硬化になります。

コレステロールがたまりにくくするには
食生活における工夫が一番です。

入院中栄養士さん看護師から教えてもらいました。

悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が
多いほど動脈硬化が促進されます。
(卵・バター・動物性脂肪など)

中性脂肪が
多いほど動脈硬化が促進します。
(糖分・アルコールなど)

善玉コレステロール(HDLコレステロール)が
多いほど動脈硬化を防止します。
(青身魚 イワシ・サバなど)



食事療法について

食べすぎには注意して肥満にならないように
注意しましょう。

肥満はコレステロール値の上昇や
血圧の上昇により動脈硬化を進行させます。

青魚(イワシ・サバ・サンマ・ブリなど)には
コレステロール値を下げる効果があります。

心筋梗塞の予防には肉より魚料理
食物繊維がいいらしいです。

とはいえ

食事はバランスが大事だと思います。
タンパク質、脂質、糖質(炭水化物)、ビタミン、ミネラル
食物繊維などをバランスよく摂ることだと思います。

お薬について

入院中何度も看護師さんに言われたことは
自分の判断で勝手に薬を飲むのをやめないでください。

そして

飲み忘れや飲み間違いに注意してください。

お薬は患者の症状に合わせて医師が処方しています。
用法・用量を守って飲みましょう。

血液をサラサラにする薬は朝1回のみなのですが
朝飲み忘れたら昼に飲み、必ず1日に1回飲む
ように言われました。

ひとこと

血液をサラサラにする薬を服用しているときは
ケガや転倒には注意しましょう。

出血しても血が止まりにくいです。
歯科など他の病院を受診する時は、必ず
血液をサラサラにする薬(バイアスピリンなど)を
服用していることを伝えてください。

また抗凝固薬(ワーファリン)を内服している場合は
ビタミンKを含む納豆・クロレラ・青汁は
摂取しないでください。

入院中毎日看護師さんから心筋梗塞のことについて
説明を受けていました。
食事療法
運動療法
薬の飲み方
詳しくなりました。

忘れないように備忘録としてまとめました。

【関連記事】
【備忘録】心筋梗塞後の食事療法やってみて思うこと



スポンサーリンク
おすすめの記事